こんにちは。らむねです。
気持ちが弱っているときには、普段であれば「何も感じない」ことにも反応してしまうもの。
それは、人に対しても……。
今回は、心の隙間が不倫のきっかけになってしまった男性のお話です。

心の隙間に入り込んだ「居場所」はそばで支える妻ではなくて不倫相手だった！？

中野久美さん（39歳）の夫・実さん（38歳）は大手企業で営業職として働いています。
大学卒業以来順調に出世街道を進んできましたが、
去年新規で取引が始まった取引先の担当者との折り合いが悪く、
心労が重なったことで実さんはうつ病を患ってしまいました。
この1年間休みなしで働き続けてきた実さんに、病院は休養が必要と診断しました。
実さんは診断書を会社に提出し、休職することに。
3か月後、通院をしながらの復帰は可能と診断を受けた実さんは、少しずつ慣らしながら職場に復帰。
会社の計らいもあり、部署も異動しました。

休職後、スピード復帰

実さんは、復帰してからもある程度の服薬は必要でしたが、
職場に迷惑をかけないほど仕事もこなせるようになっていました。

一方で久美さんは、そんな実さんを支えるためにパートを増やし、
また、実さんには秘密で、うつ病患者への接し方についての本を読んで知識を身につける
などして、実さんをサポートしてきました。

しかしながら、一見順調そうに見えた実さんには、休職前にはなかった行動が増え始めます。
それは「職場の同僚との付き合い」です。
休日に同僚と出かける、温泉旅行に行く約束をする、など……　
それまで、「仕事仲間は仕事だけ」と割り切っていた実さんからは考えらえないことでしたが、
新しい気持ちで職場の仲間とも付き合っていると思い、久美さんは暖かく見守っていました。

しかし、それが最悪の事態の始まりでした。
その最悪の事態とは？

(2018.04.19)